本日は、海中の生き物のご紹介です。
その名も「クリスマスツリーワーム」。
写真の黄色い部分がそうです。
別名、「いばらかんざし」といいうゴカイの仲間です。
クリスマスツリーワームはサンゴの骨格に穴をあけ、その中に住んでいます。
その穴の中から、えらに当たる体の一部が海中に出ている状態です。
そう聞くと、サンゴにとってはどうなのだろうと気になりますが、ほぼ悪影響はないようです。
さらに、このクリスマスツリーワームが一生を終えた後、
残った穴には、ヤドカリやギンポという魚が住んでいたりします。
サンゴは海の生き物にとって懐の深い頼りがいのある存在。
海の生き物たちのいのちをはぐくむ場であり、憩いの場なのかもしれません。
サンゴの杜ウォーキング in 沖縄
あたたかな海に住むサンゴ。 サンゴ礁に住むいきものたち。 サンゴ礁の生態系。 サンゴの海周辺の地形・地質・植生。 そこに住む人々の暮らしと文化。 織りなされてきた歴史。 これら様々な要素と切り口から、沖縄をより深く識る窓を開いてみよう。
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